自由な移動手段
辺りが静まりかえった夜
キーをひねり、3500ccのエンジンに息をいれる
初の
「グランドツアラー」
パジェロが向う先は
「自動車が入れる国内最高地点」
パジェロにとって相応しい場所でもある
ワインディングを駆けあがるが
辺り一面、ガスに覆われている
ある程度は予想していた
窓を開けると
爽快な空気
が顔を切るように入り
とても新鮮で清々しい
目的地に到着
時折、日差しが照り出すが
直ぐに
ガスが我々を覆い包む
ガスがとれた瞬間
それまでの幻想的な景色が嘘のように
広大な景色を見せてくれた
「心の何かを覆っていたガスまでも吹き飛ばしてくれた」
見ていて、そう感じた。
また、新たな場所を求めに
忘れられない「何か」がある限り
いつまでも、それを求めつづけるであろう
2000年8月
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