2006年3月25日

希望の国のエクソダス:村上 龍 (著)

希望の国のエクソダス
村上 龍
文藝春秋 (2002/05)
売り上げランキング: 12,257

3年にわたる徹底した取材から完成されたのが、こちらのSF?小説。
はちゃめちゃなストーリではあるが、
徹底した取材、正確な情報のためか
思わず肯くところが沢山ある。

不景気が続くなか、
大勢の中学生がネットビジネスを展開。
彼らはたちまち、大成功を収め
全世界の注目の的となる。
そして・・・

 ・授業料減免11人に1人
 ・教育投資 3年400万円
 ・教育に金かけても相続税はかからない。
これらは、今週の朝日新聞トップに掲載された言葉である。
受験シーズンが終わるまで
 「教育」
ネタを掲載する記事が多かった。
読めば読むほど、今現在の社会的背景が見えてくる気がする。


国の借金が800兆円突破。
国民一人当たりで計算すると、約636万円。
経済シンクタンクのHPにある「日本の借金時計」を見てると、
金額がオモシロイように上がっていくのが分かるよ(笑)

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コメント[2]

リアルチックな物語でした。
純粋で在りたいな・・・と。
次回はお城でダンスを踊る・・・みたいな物語が読みたいデ~ス♪

ぽこちゃん、毎度

お城でダンスを踊る・・・って、、、
おとぎ話?
絵本?
童話?
夢、見すぎ(笑)

お城でダンス
よりも
カラオケ屋で「六本木心中」
の方がお似合いです(笑)

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